神戸市中央区

彼は何度もころびそうになった。やっと、少しばかり行った所で、暗闇が破れるように思われた。そして、まもなく二人は、かなり廣い空地に出た。月光が明るくさしていたために、つい暫く前、その場所で、斧が荒々しく荒れまわっていたことがわかった。いたる所に木の株が突き出ていた。そのうちの何本かは、地面から二三フィートのところで伐られてあった。それは早急に手間ひまかけずに伐られてあった。便器修理 神戸市中央区されていた盜伐が、不意に中止されたにちがいなかった。というのは、一本の水廻りが、そっくり葉をつけたまま、枝を高く上方にひろげて、まだいきいきとした葉っぱを夜風にふるわせながら、斜めに道路の上に横たわっていたからである。水廻りはちょっと立ちどまって、倒れている幹を注意ぶかく眺めた。空地の中央には、高いというよりは、むしろ横に平たく便器修理 神戸市中央区をひろげた、古い槲の木が立っていた。小枝の間から幹の上に流れている青白い光りによって、その幹ががらん胴であることがわかった。おそらくそのためにこの木だけが共通の災厄をまぬがれたのであろう。そこまで交換した時、水廻りは、突然少年の腕をつかんだ。